佐賀県産アスパラガスとは?
●アスパラガスの産地・佐賀県
知っていましたか?佐賀県はアスパラガスの生産量が北海道に続いて全国第2位。
毎年約3,000tものアスパラガスを佐賀県で収穫し、主に関東・関西・中国・九州地方に出荷されています。
佐賀県の温暖な気候で育ったアスパラガスは全国的に早い時期から出荷が始まります。
出荷量と出荷期間の長さは全国でもトップクラスになります。
皆さんの地域のスーパーで売られているアスパラガスも佐賀県産のものかもしれませんね!
●佐賀県で栽培されている品種「ウェルカム」
一口にアスパラガスといっても色々な品種があることをご存知でしたか?
ガインリム、グリーンタワー、シャワーなど細かく言えばたくさんありますが、主にオランダ育成品種とアメリカ育成品種に分かれます。
オランダ育成品種は耐性が強く、収穫量でみると農家に適した品種になりますが、穂先が開きやすく、茎も硬くなりやすいです。
佐賀県で生産されているアスパラガスの主な品種はアメリカ育成品種の「ウェルカム」というもの。
ウェルカムの特徴として、穂先が締まっていて開きが小さく、歯ごたえとやわらかさのある品種になります。
おいしいと感じるアスパラガスは穂先がパサパサしておらず、茎の部分がシャキッと歯ごたえがあるけど、皮が硬くない。
まさに佐賀県で栽培されているアスパラガスはおいしいアスパラガスであるということです!
●春芽と夏芽
ハウス栽培で育てているアスパラガスはほぼ1年を通して出荷が可能です。
しかし、出荷時期によって春芽と夏芽に分かれることをご存知でしたか?
1月から6月中旬まで出荷されるアスパラガスは春芽、6月後半から12月までに出荷されるアスパラガスは夏芽と呼ばれています。
春芽のアスパラガスは柔らかく、瑞々しいのが特徴です。
春芽の収穫を終えた後、茎を伸ばして葉が開くまで成長させます。葉から光合成を行い、根に養分を溜めます。
そうすると茎の横からまたアスパラガスが生えだします。
この時期に収穫するアスパラガスを夏芽と呼びます。
夏芽のアスパラガスは、肉質がしっかりしているので歯ごたえのある食感とあっさりしたおいしさが特徴です。
みなさんはどちらのアスパラガスがお好みですか?
●アスパラガスはどこからやってきた?
アスパラガスの原産地は南ヨーロッパだそうです。
アスパラガスが日本に初めて来たのは江戸時代。オランダ人によって日本に持ち込まれました。
日本に持ち込まれた当初はなんと観賞用として持ち込まれたようです。
アスパラガスが食用として栽培が始まったのは明治時代にアメリカから種子を持ち込んだことから始まります。
オランダ育成品種よりアメリカ育成品種が食用に好まれる理由はここにあるのかもしれません。
●アスパラガスのおいしさを決めるものは?
品種によっても味が違いますが、アスパラガスのおいしさを最終的に決めるのはやっぱり育て方!
十三農園のアスパラガスは土づくり、水、肥料にこだわって大切に育てています。
十三農園のこだわりはこちら>>(http://jyusanfarm.com/farm.phpにリンク)
当農園のアスパラガス
当農園のこだわり
土づくり
十三農園は豊かな自然の宝庫と言われている佐賀県にあります。そんな恵まれた土地で、よりいっそう土にこだわり、今まで食べたことないような美味しいアスパラガスを育てております。
土壌に使用される土はきめ細かく、水がアスパラガス全体にしっかり行き届いて成長を促します。また、養分が吸収しやすいように有機肥料を優先的に使用することで、美味しいアスパラガスの栽培に最適な土壌となっております。
土づくりからこだわった当農園のアスパラガスを是非ご賞味ください!
水
十三農園では、地下水を使用してアスパラガスを栽培しています。
この透き通った水には、夏になるとホタルが顔を出し、辺りを照らしてくれます。
綺麗な水にしか生息できないホタルが住みつくほどの水。この水を使用した十三農園のアスパラガスは、甘みや旨みを存分に引き出し、他のアスパラガスと比べて栄養価も格段に高くなります。
他ではマネすることができない環境で育った、当農園ならではのアスパラガスを是非味わってみてください!
肥料
十三農園当園のアスパラガスは、大きくまっすぐに伸びており、素材そのものの旨みや甘みが存分に引き出されていますので、生でもお召し上がりいただけます!
有機肥料を優先的に使用し、小さなお子さまからお年寄りの方まで、誰でも安心・安全に口に運んでいただけるアスパラガスとなっております。
笑顔で召し上がっていただけるように毎日丹精こめて育てております!
草取り
当農園では、除草剤は使用しておりません。少しでも消費者の皆さまに安心してお召し上がりいただけるように、全て手作業で草取りを行っております。
こだわり抜いた栽培方法、そして愛情と手間暇かけて育てたアスパラガスを是非お召し上がりください!
アスパラガスの特徴
穂先
【疲労回復に“アスパラギン”】
アスパラガスといえば、「アスパラギン酸」。
この栄養素は、アスパラガスから発見され、疲労の原因になる乳酸を分解してくれる一方でエネルギーも作りだしてくれます。持続する効果もあるので、疲労回復や新陳代謝も活発にしてくれます。
またアスパラギン酸には、利尿作用があるのでむくみの解消にも効果があると言われています。
【貧血予防に“葉酸”】
アスパラガスは、葉酸がたくさん含まれている野菜です。
葉酸は造血作用や細胞の再生を促し、美しい肌や髪を作るサポートをしてくれます。
また、赤ちゃんの脳や脊髄の正常な成長を促し、「神経管閉鎖障害」のリスクを軽減されると言われおり、特に妊婦さんにはこの葉酸を取ることをオススメします。
【活性酸素の動きを抑える“グルタチオン”】
グルタチオンには、活性酸素の動きを抑えてくれる働きがあります。
活性酸素は脂質を酸化させ、「過酸化脂質」を作ります。この働きは人間の老化の原因のひとつと言われており、「過酸化脂質」はガンや動脈硬化などの深刻な病気の原因でもあります。
グルタチオンは活性酸素の動きを抑えてくれる働きもありますが、一度作られてしまった「過酸化脂質」も減らしてくれると言われています。
【動脈硬化を防ぐ“ルチン”】
ルチンは、ビタミンとも呼ばれています。
ビタミンCとともに毛細血管を強くし、血流を良くしてくれる働きがあります。なので高血圧や動脈硬化の予防にもなると言われています。
ハカマ
【血圧を下げる“アスパラプチン”】
アスパラガスの△になっている部分は、ハカマと呼ばれており、ハカマの数が少なくキレイなものほど美味しく新鮮なアスパラガスと言われています。
ハカマには「アスパラプチン」というアスパラガス特有の栄養素が含まれており、は血圧降下作用が期待できると言われています。
皮
【活性酸素の働きを抑える“ポリフェノール”】
皮には、ポリフェノールも含まれています。
ポリフェノールには、コレステロールの酸化を防ぎ、活性酸素の働きを抑える作用があると言われています。
活性酸素は、強い酸化力と殺菌力で体内のばい菌やがん細胞などと戦う酸素のことで、必要に応じて体内で生成されます。しかし、ストレスや不規則な生活、たばこや紫外線などの影響を受けると必要以上に生成されてしまい、体内の正常な細胞までも傷つけてしまいます。
アスパラガスは、皮まで栄養素があるので丸ごと食べるのをオススメします。
根元
【ストレスを軽減】
最近アスパラガスの根元に、イライラやストレスを軽減させる物質が発見されました。捨ててしまいがちな根元の部分にも隠された重要な成分が含まれていたのです。
人はストレスを感じると身体を守るため、ヒートショックプロテインと呼ばれるたんぱく質を生み出します。
アスパラガスの根元から抽出された成分は、そんなヒートショックプロテインをたくさん作らせる効果があります。
アスパラガスを摂取することでストレスから身を守る力をアップすることができます。
アスパラガスの保存方法
【アスパラガスは…】
アスパラガスは縦に伸びて成長します。
そのため横にしてしまうと起き上がろうとする特性が働いてしまい、上向きに曲がってしまいます。
さらに、その時に養分や糖分といったエネルギーを消費してしまうので、鮮度や品質は落ちてしまいせっかくのアスパラガスが台無しになってしまいます。
【保存するには…】
保存する際には、野菜室に縦に置き、アスパラガスに余分なエネルギーを消費させないように注意すればいつでも新鮮な状態で美味しくお召し上がりいただけます。
TEL
【営業時間】10:00~17:00 / 不定休